
缶詰とは?
缶詰の原理は、約200年前にフランスで発明され、日本には1870年代に缶詰の製造方法が伝わってきました。
その後、1877年(明治10年)に日本初の缶詰工場が北海道に設立され、これが缶詰の商業生産の始まりとされています。
発明から200年以上経った今でも缶詰の製造が続いているのは、他にはない缶詰ならではのメリットがあるからと言えるでしょう。
缶詰の3つのメリット
①長期保存が可能!
缶詰の製造方法は、原料を缶に充填して密封、加熱殺菌をします。
密封する際に空気を抜くため、原料の品質の劣化を防ぎます。
そして、高温・高圧で加熱殺菌することで、腐敗の原因となる微生物を死滅させ、長期保存を可能にしています。
殺菌料や保存料などの食品添加物を使用しないため、常温でも質の良い状態で長く保管することができます。
さらにローリングストック※1をすることで、日常でも防災品としても幅広く活用することができます。
※1:ローリングストック
普段の食品を多めに買い足して、期限が迫ったものから消費し、消費した分を買い足すこと。
常に一定の食品が、家庭で備蓄されている状態を保つ方法。
②手軽に使いやすい!
既に加熱がされており、味付けがされている缶詰もあります。
開ければそのまま食べられる状態になっているので、手軽に使いやすいです。
災害時以外にも、食材の買い忘れや忙しい時など、いざという時の強い味方になります。
更にはアレンジを加えると、一つの缶詰からも様々な料理を作ることが出来るので、
料理のレパートリーも増やしやすいです。
③栄養価が高い!
缶詰に詰められる原料は、旬の時期に収穫された食材が加工されていたり、
真空状態で加熱殺菌をしているため、栄養が缶の中にぎゅっと閉じ込められています。
汁にも栄養が溶け出しており、缶の中身は余すことなくいただくことができます。
魚の缶詰は、骨までやわらかくなって、骨ごと食べられるのでカルシウムの補給もしやすいです。
缶詰レシピ4選ご紹介♪
ごはんde笑顔のサイトでは、在宅介護でも手軽に美味しくお食事を召し上がっていただけるように、
缶詰を活用したレシピを公開しています。
今回はその中から4つのレシピをご紹介します!
●冬瓜のツナカレー煮(ツナ缶)
カレーの香りとツナの旨味でごはんが進むレシピです♪
●キャベツたっぷり!やきとり丼(やきとり缶)
包丁を使わない簡単レシピです!キャベツの甘みとごま油の香りでやきとり缶がワンランクアップします♪
●さば缶と小松菜の生姜和え(さば缶)
さっぱりした和え物に旨味のあるさば缶を加えて、手軽にたんぱく質が摂れます!
●鯖缶de濃厚!ねぎ味噌バター炒め(さばのみそ煮缶)
サバ味噌煮缶が、ひと手間加えるだけで満足感のあるおかずに大変身します!
まとめ
缶詰をうまく活用すると、食事や料理のレパートリーが広がります。
手軽に使いやすい缶詰をぜひ活用してみてください!
在宅介護でのお食事準備や日々のお食事でお悩みのことがございましたら、
サイトのお問い合わせまでお気軽にご相談ください♪






