ごぼうの働きとは?下処理方法とレシピ6選!

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ごぼうの働きとは?

食物繊維が摂れる野菜の代表格でもある「ごぼう
中国では古くから薬用として利用されていましたが、
じつは世界の中では、ごぼうを食べる国は日本と台湾や韓国の一部だけと言われています。
ごぼうは体にどんな働きがあるでしょうか?

ごぼうの栄養素

■ごぼう100gあたりの栄養素量
・エネルギー:58kcal
・たんぱく質:1.8g
・脂質:0.1g
・炭水化物:15.4g
・食物繊維:5.7g
※出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

<食物繊維>

ごぼうの働きとして一番にあげられるのはやはり「食物繊維
食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、ごぼうにはその両方が豊富に含まれています。

食材100gあたりに含まれる食物繊維量
食材 水溶性食物繊維 不溶性食物繊維 総量
レタス(生) 0.1g 1.0g 1.1g
キャベツ(生) 0.4g 1.4g 1.8g
ごぼう(生) 2.3g 3.4g 5.7g








※出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年


水溶性食物繊維の「イヌリン」が豊富に含まれており、血糖値の上昇を抑える働きがあるとされています。
不溶性食物繊維の「リグニン」は、血中コレステロール値を抑えて腸内環境を整える働きがあると言われているため、
ごぼうはそれぞれの食物繊維の良さをバランス良く併せ持っている食材と言えます。


ごぼうの「アク」とは?

ごぼうを水にさらすと、水が茶色く変色します。これはいわゆる「灰汁(アク)」が出ている状態です。
このアクの正体は、ごぼうから出た「ポリフェノール」によるものです。
ごぼうを切ってそのまま置いておくと、ごぼうの色が変色するのはこのポリフェノールの酸化によって起こります。

旨味や栄養分もあるので、水にさらさずにそのまま食べても良いですが、
アクが強すぎてえぐみを感じるときや、ごぼうを変色させずに白くきれいに仕上げたい場合は下処理をしましょう。

ごぼうの下処理方法

具体的な下処理方法は、過去の記事にて掲載中ですので、ご参照ください。
(アク抜きをする工程となっているため、アク抜きをしたくない方は手順の2-(1)をとばしてください)

ごぼうの下処理




ごぼうを使ったレシピ6選

ごぼうは食物繊維が豊富なため、健康的な体を目指すために、食事に取り入れたい食材です。
しかし、ごぼうの繊維の硬さが気になったり、レシピに悩む食材でもあります。
サイト内では、工夫してごぼうをお食事取り入れるためのレシピをご紹介しております。


①【圧力鍋】de きんぴらごぼう





②ごぼう香る、もっちり厚揚げ挟み蒸し





③さばの柳川風





④鶏肉と根菜の味噌にんにくスープ





⑤根菜のミネストローネ




⑥魚の蒲焼缶の炊き込みご飯







ごぼうを食べよう!


ごぼうは下処理が面倒な印象の野菜のひとつかもしれませんが、
現在は冷凍や水煮がスーパーでも販売され、食事にも取り入れやすくなりました。
風味豊かで繊維が豊富なごぼうは、日々の健康を支える頼もしい野菜のひとつです。
サイト内では他にもごぼうを使用したレシピを多数ご用意しておりますので、ぜひご家庭でのお食事にご活用ください♪



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