皆様、こんにちは!
早いもので令和2年も、残すところあと少しとなりました。
日本では大晦日に年越しそばを食べる風習が江戸時代より存在していますが、その由来は諸説あるそうです。
興味深いものを2つ挙げさせていただくと、
①蕎麦は他の麺類よりも切れやすいので、“1年の災厄を断ち切り新年に持ち越さない”という意味で食す。
②蕎麦は細く長いため、健康長寿を祈って食す。
という説があります。
なるほど!といった諸説ですが、②に関しては「引っ越しそば」も細く長いそばになぞらえて、「末永くよろしく」といった意味もあることから、納得のいく理由だと思います。
日本人は昔から言葉を大切にし、そこに意味を持たせ風習として年月が経ってもその想いを残す国だと思います。
大晦日には年越しそばを食べる意味を思い出しながら召し上がり、年を越すのも良いのではないでしょうか。
そこで、より美味しい年越しそばを食べるために、美味しいお出汁の取り方をご紹介したいと思います。
1年の災厄を断ち切り健康長寿を願い、今年の年越しそばはちょっとひと手間かけてみてはいかがでしょうか?
今回は、そばつゆに最適な昆布とかつおの合わせだしをご紹介します。
【昆布とかつおの合わせだし】
《材料》
*だし昆布(4×10㎝) 1枚
*かつお節 20g
*水 600cc
《作り方》
1.昆布は堅く絞った布巾で拭いて汚れを取り、キッチンばさみで5~6ヶ所に2㎝程の切り込みを入れ、旨味を出しやすくする。
2.鍋に水600ccと昆布を入れ、20~30分おいて昆布の旨味を水に移し、中火で煮たてないように2~3分煮る。
3.鍋肌に細かい泡が立って、煮立ちそうになったら昆布を取り出す。
4.火を止めてかつお節が沈むまで5分ほど置く。
出汁を取った昆布とかつお節は佃煮にしてごはんのお供に!
食材はほんのひと工夫で美味しく変化します。
《材料》
*昆布とかつお節のだしがら 1回分
*酒、醤油 各大さじ1
*砂糖 小さじ1
*水 大さじ4
*白ごま 少々
《作り方》
1.昆布は千切りにする。
2.鍋に1、かつお節、酒、醤油、砂糖、水を入れて混ぜ、汁気がなくなるまで中火で混ぜながら煮る。
3.白ごまをふる。
続いては、取った出汁でそばつゆの作り方をご紹介します。
甘さはお好みで調整して下さい♬
【そばつゆの作り方】
《材料》
*昆布とかつお節の合わせ出汁 600cc
*醤油 90cc
*酒 90cc
*砂糖 大さじ2
《作り方》
1.鍋に醤油、酒、砂糖を入れて、お酒のアルコール分を飛ばして冷ます。
2.とった出汁と合わせる。
是非、お試しください☆
来年も、皆様の健康を心より願っております。
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