皆さん、こんにちは!
突然ですが、セントケアは訪問介護から始まった会社だということをご存知でしょうか?
本サイト「ごはんde笑顔」も、在宅介護に携わるご本人、ご家族、訪問介護スタッフさんなど、すべての方に、より良い介護ライフを送って頂けるお手伝いをしたい、そんな想いから始まりました。
先日、セントケアの訪問介護スタッフ向けに「訪問介護時のお食事作りについて」のアンケートを実施しました。
そこには、お客様にいかに安全に美味しいものをお出しして喜んで頂くか、そんな日々の温かい気持ちが溢れる意見が非常に多く、在宅介護に携わる方々のために「ごはんde笑顔」ができることについて考えさせられました。
そんな中、訪問介護スタッフさんより、「限られた食材の中で、飽きがこないようバリエーションのある数品を作れたらいいなと思う」というお話を伺いました。
そこで、今回は、冷蔵庫によくある食材を使って3品を作ってしまおう!という時短3レシピをご紹介します。
食材の特徴を知って、形や味付けを工夫し品数を増やしましょう!
まず、3品分の材料はコチラです♪
≪材料(2人分)≫
*じゃがいも 2個と1/4個
*鶏むね肉 1枚(約250g)
*小松菜 4株
*マヨネーズ 小さじ1
*塩こしょう 少々
*ケチャップ 小さじ1
*めんつゆ(3倍濃縮) 小さじ1
*サラダ油 小さじ1
*和風顆粒だし 小さじ2
では、早速作っていきましょう!
今回は、1つ1つの料理を作っていくのではなく、同時に進めていきます。
下処理を一緒に行うことで、効率よく一気に仕上げることができます!!
(1)材料を切る
①じゃが芋
⇒皮をむいて、2個分を小さめの乱切り、1/4個分をすりおろす
②小松菜
⇒全て根の部分は切って、半量(2株分)を3㎝長さに切る
③鶏むね肉
⇒厚さが半分になるように切る
(2)鶏むね肉を茹でて切る
①鍋にお湯を沸かして、鶏むね肉を茹でる。※ゆで汁は捨てずにとっておく!
②茹でた鶏肉の皮をはいで、粗みじん切りにし、鶏むね肉1/4を細かく割いて、残りは一口大に切る。
(3)野菜を加熱する
①小さめの乱切りにしたじゃがいもを耐熱皿にのせてラップをし、電子レンジで5分加熱する(★)
②切っていない小松菜2株を鶏肉のゆで汁で軽く茹でて水で冷やし、5mm幅に切る(☆)
※ゆで汁はまだ!捨てないでください!!
この時点で、各料理ごとに材料を分けておくと、ここからはスムーズであっという間に3品が完成します!!!
(4)サラダを作る
★の半量(レンチンしたじゃが芋)、☆の半量(ゆでた小松菜)、ゆでて割いた鶏肉、マヨネーズ、塩こしょうを、じゃがいもを軽く潰しながら混ぜる。
(5)炒め物を作る
フライパンに油をひいて熱し、★の残りの半量(レンチンしたじゃが芋)、ゆでて一口大に切った鶏肉、3㎝長さに切った小松菜を炒め、小松菜がしんなりしたら、ケチャップ・めんつゆを加えてサッと炒める。
(6)スープを作る
ゆで汁に、茹でて粗みじんにした鶏皮、すりおろしたじゃが芋、☆の残りの半量(ゆでた小松菜)、和風顆粒だしを入れて加熱し、とろみが出たら火を止める。
これで3品が完成です!
小松菜を茹でた汁をスープにしても味は大丈夫なの?と心配される方もいらっしゃると思いますが、小松菜はアクが少ないので、かえって肉や野菜を下ゆでしたものを使うことでうま味が加わります☆
ほうれん草のようにアクが強い野菜の場合は、鶏のゆで汁をスープとして使う場合は、ゆでるのではなく電子レンジで加熱することをオススメします。
少ない食材で色々な料理を作りにはどうしたら良いのでしょう?
最後に2つのポイントをお伝えしたいと思います。
ポイント① 食材の特性を活かす!
味付けを変えるだけでなく、切り方を変えたり潰したり、すりおろしことでシャキシャキ、とろとろ、モチモチ・・・と食感にバリエーションが出て、見た目も違って楽しく召し上がることができます♪
ポイント② 下処理はまとめて行う!
同じ食材を使うからこそ、切ったり加熱したりという途中までの過程をまとめて行うことで、無駄な洗い物も減って時短調理ができます♪
いかがでしょうか?
コロナ禍で自炊が増える中、冷蔵庫にある食材の活用にお悩みの方もいらっしゃると思います。
そんな時は、サイト内の検索窓に料理名や食材名を入れれば、お探しのレシピに出会えるかもしれません♪
どうぞお試しください☆
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