血糖値が高い方の食事のポイント
①穀類・いも類を食べ過ぎないごはんやパンの穀類、いも類は炭水化物を多く含んでいますので、食べる量に注意します。
カレーや味付きごはんはどうしても食べ過ぎてしまいますので、食べる頻度を減らしましょう。
いも類・かぼちゃ・とうもろこしを食べる場合は主食を控えましょう。
②たんぱく質は毎食1品+少量
毎食、主菜となるたんぱく源と、副菜などにたんぱく源を少々付け加える程度に抑えましょう。
例①)魚の塩焼き+豆腐の味噌汁
例②)スクランブルエッグ+ツナサラダ(野菜多く)
③野菜・海藻類をたくさん食べましょう
野菜料理は毎食1品以上食べる。
生野菜・炒め野菜は両手のひらに1杯、お浸しは片手1杯
※半分は緑黄色野菜にします
きのこ・海藻は食物繊維が豊富なので毎日食べましょう。
④お菓子・ジュース・果物の食べ過ぎに注意
お菓子:食べてはいけないわけではありませんが、食べる頻度を週に3回程度にし、血糖値の下がりにくい夕食後は避けましょう
ジュース:糖分の多く入った飲料は控えましょう
果物:昼間に食べるようにし、夕食後に食べるのは控えましょう
⑤食べる速度をゆっくりと
早食いだと、その吸収が血糖値を下げるインスリンの分泌に追いつかないので、ゆっくり咀嚼して食べる必要があります。
⑥夕食は食べ過ぎないようにしましょう
1日のなかで一番豪華なのが夕食という方は多いと思います。
高血糖の原因となるのが「一度に過食すること」です。揚げ物やなべ物、味付き主食(カレー・ラーメンなど)を多く食べていると過食の傾向になりますので注意が必要です。
まとめ
糖尿病の食事、というと難しいイメージがあるかもしれませんが、今まで記載した通り、食べてはだめな食品はありません。ただ、様々な食品を食事に取り入れ、バランスの良い食事、つまり健康食を意識することが大切です。血糖値をうまくコントロールして、合併症を併発することを予防しましょう!
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