脱水を防ぐ!~高齢者の水分補給について②~

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先日のコラムに引き続き、
【高齢者の脱水】について、詳しくお伝えいたします。

予防方法

最悪の場合、死に至る危険性も高い脱水症状・・・最も重要な対策は、日々の生活の中で予防する事です。

①1日の必要な水分量を知る

Q.高齢者が1日に、食事以外から摂取しなければならない水分量は・・・?


A.個人差もありますが、食事以外の摂取量では、1日あたり
約1ℓ~1.5ℓ
必要だと言われています。

1日に摂取する目標を決め、小まめに水分を取っていきましょう!

※ただし、腎臓や心臓に持病があり、水分制限を行っている場合もあります。
 その際は、制限されている水分量を守りましょう!

②小まめな水分補給

1日に必要な水分量を目標に、定期的に一定量摂取しましょう。
定期的に一定量を摂取することで、
効果的に、体内の体内の水分量を一定を保つ事ができます。

③適度な温度・湿度を保つ

高齢者になると、口渇を感じにくくなると同時に、
温度を察知する機能も低下してきます。

一般的に、温度は28℃湿度は50~60%に保つように心掛けましょう。

室温が高すぎると、汗をかき、必要以上に水分が身体から出ていきます。
湿度が低くても、温度が高ければ、汗が蒸発せず、体温が高くなってしまうのです。

大量に汗をかいている場合、失われている塩分を摂取しなければなりません。
水だけではなく、ビタミンCや塩分も同時に補給する必要があります!
市販の水分補給ゼリーを常備し、必要な際に利用すると便利です。
 

上手な水分補給の方法

①普段から、手の届く所に飲料を置く

 
水分補給をしやすいように、目の見える範囲に水分を置いておくと、
 気が付いたときに摂取しやすいです。

②【飲む】から【食べる】へ。形状を変える

飲みましょう!」「飲みましたか?」ばかりでは本人が、
「さっきも飲んだのに、まだ飲むのか・・・」と不快に感じ、
水分摂取自体を拒否するようになってしまいます。

飲料から水分を摂取するのではなく、食べ物からも摂取できます。
効率的に水分補給できますので、ぜひ、お試しください!

③味・食感に変化をつける


毎日同じ味では飽きてしまいます。
飲み物も、お茶・コーヒーなど味を変えるなど、工夫しましょう。

また、ゼリーの食感を柔らかい~少し弾力のある食感へ
変化を付けると、飽きずに食べられます。

もしも、水分補給を拒否されたら・・・


無理に飲料を薦めるのではなく、水分の摂取方法を変えてみましょう。

ゼリー・スープには水分量が多く、脱水を予防するのに効果的です。
食材では、こんにゃく・もやし・白菜・きゅうり・大根・なめこなど、
水分が多く含まれているので、合わせて使用すると効果的に水分不足を予防できます。



HPにはスープレシピが複数ございます。
ぜひ、ご参考にしてください☆彡

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